Excel2010の保護されたビューを解除(無効)する
添付ファイルやネット上から取得したExcelファイルを、Excel2010で開くと
「保護されたビュー」というモードで開くことがあります。
「保護されたビュー:このファイルはインターネット上の場所から取得されており、
安全でない可能性があります。
クリックすると詳細が表示されます。<編集を有効にする(E)>」(黄色)
「保護されたビュー:このファイルに問題が見つかりました。
このファイルを編集するとコンピュータに被害を与える恐れがあります。
クリックすると詳細が表示されます。」(赤色)
解除方法1. 保護されたビュー機能をオフにする(Excel単位の設定)
「保護されたビュー」機能がオフになるため今後Excel全文書で解除される。
(この方法では、赤色の警告は無効にならない)
[ファイル] > [オプション] > [セキュリティセンター] をクリック。
[セキュリティセンターの設定] をクリック。
左ペインで [保護されたビュー] をクリックし、3つ全てのチェックを外す。
左ペインで [ファイル制限機能の設定] をクリック。
解除したいファイルの種類を選択し、「開く」「保存」のチェックを外す。
ちなみにチェックされていると、ファイル制限機能で選択した動作になる。
解除方法2. フォルダを信頼できる場所に指定する(フォルダ単位の設定)
信頼できる場所のファイルは「保護されたビュー」や「セキュリティの警告」は
有効にならない。
[ファイル] > [オプション] > [セキュリティセンター] をクリック。
[セキュリティセンターの設定] をクリック。
左ペインで [信頼できる場所] > [新しい場所の追加] をクリック。
解除したいフォルダ(ドライブ全体も可)を指定、
"この場所のサブフォルダ―も信頼する" をチェックする。
解除方法3. 文書を信頼済みドキュメントに登録する(文書単位の設定)
信頼済みドキュメントに登録された文書は「保護されたビュー」は
有効にならない。
「保護されたビュー」メッセージバーの「編集」をクリックする。
または、
[ファイル] > [編集を有効にする] をクリックする。
(Windows7, windows8, Excel2010)
Internet Explorerでハイパーリンクが開かない/"既定のプログラム"の設定方法
WebページのハイパーリンクやOfficeドキュメントのハイパーリンクが
Internet Explorerで(を介して)開かなくなってしまったら、
"既定のプログラム"の設定をすることで復旧できることがある。
Windows7なら、
0. IEを閉じます。
1. [スタート] > [すべてのプログラム] > [既定のプログラム] >
[プログラムのアクセスとコンピュータの既定の設定] > "カスタム" を開く とする。
2. "既定のWebブラウザを選択してください" で
「Internet Explorer」 を選択、
"既定の電子メールプログラムを選択してください" で
「現在の電子メールプログラムを使う」 を選択、
"このプログラムへのアクセスを有効にする" をチェックして [OK] とする。
WindowsXPなら、
0. IEを閉じます。
1. [スタート] > [設定] > [コントロールパネル] > [プログラムの追加と削除] を開きます。
2. 左側アイコンの [プログラムのアクセスと既定の設定] > "カスタム" 欄をクリックします。
3. "既定のWebブラウザを選択してください" で
「Internet Explorer」 を選択。
"既定の電子メールプログラムを選択してください" で
「現在の電子メールプログラムを使う」 を選択。
"このプログラムへのアクセスを有効にする" をチェックして [OK] をクリック。
上記以外のチェックポイント
1.インターネットオプションの一時ファイルの設定
→ を参照。
2.Googleツールバーなどによるポップアップブロックの設定
→ ポップアップブロックされていないか
3.IEの アドインの管理 の設定
→ 状況によって、無効にする/有効にする を検討する
→ 手順:IEのツール > アドインの管理 で表示されるダイアログ内でGoogleツールバーなどを無効にする
4.インターネットオプションの ActiveXコントロール の有効設定
→ 無効になっていないか
(Windows7, WindowsXP, Internet Explorer)
Windowsのネゴシエート認証とは?
Outlook2007 on Windows7 でアカウント設定する際に、選択できる認証方式には以下がある。
ネゴシエート認証
Kerberos パスワード認証
パスワード認証(NTLM)
匿名認証
ツール > アカウント設定 > 電子メール > MicrosoftExchange > 変更 > 詳細設定 >
セキュリティ > ログオンネットワークセキュリティ
ネゴシエート認証(Negotiate認証プロトコル)は、認証と暗号化を行うもので、
クライアントとサーバーで、どの認証プトロコルを使用するかをネゴシエートする。
NTLM は、チャレンジレスポンスメカニズムを使用する認証方式。
Kerberos は、秘密鍵暗号(共通鍵暗号)メカニズムを使用する認証方式。
Outlook2003 on WindowsXP では、どちらかしか選択できない。
(Windows7, WindosXP, Outlook2007, Outlook2003)