Notes4.6.7起動時のnupdate.exeに係わる問題(Windows7環境)
nupdate.exe は、Lotus=IBM が提供するファイルで Unknown からプロセスとのこと
通常 c:\notes 直下に存在する
これは、ウイルスによって悪意を持って変更することができるため、潜在的なセキュリティリスクとなっている
参考 -> http://www.exedlldb.com/japanese/process-n/nupdate-exe.html
また、Windows Vista 以降では、しばし「ユーザーアカウント制御」の画面が開き、
Notesクライアントが応答なしになってしまうことがある
対策としては、以下の 2択 しかないようで、セキュリティレベルを下げずに実施できる後者がベターである
1.UAC(ユーザーアカウント制御)を無効にする
[コントロールパネル] > [ユーザーアカウント] > [アカウント制御設定の変更] を開き、
スライドバーを "通知しない" にすると無効にできる
2.nupdate.exe の名前を適当に変えて起動しなくする
通常、Local Administratorsグループに所属するユーザで起動していれば、この問題は起こらないとの情報もある
参考 -> http://sakanade.asablo.jp/blog/2007/11/08/1897529
(Windows7, Lotus Notes R4.6.7)
Notes4.6.7クライアントの初期化
1.Notesクライアントを終了する
c:\windows\notes.ini ファイルをメモ帳で開き編集する
2.編集には管理者権限が必要なので、メモ帳を管理者権限で起動する
[スタート] > [すべてのプログラム] > [アクセサリ] にある、
[メモ帳] を 右クリックして表示されるメニューから、 [管理者として実行] > [はい] とする
3.メモ帳が起動したら、notes.iniファイルを開く
[ファイル] > [開く] として、notes.ini ファイルを開く
4.notes.iniファイルの内容を以下の 4行 だけにして、[ファイル] > [上書き保存] とする
----------
[Notes]
KitType=1
Directory=c:\notes\data
WinNTIconPath=C:\notes\data\W32
----------
5.メモ帳を閉じて、ノーツクライアントを起動する
6.ノーツクライアントの設定をする
ノーツ起動後のダイアログで、
"ネットワーク接続(LAN経由)" を選択
"ノーツドミノサーバー" を選択
"ノーツユーザIDはファイルで供給する" をチェック して [OK]
IDファイル選択後 [開く] > パスワード入力後 [OK]
ホームサーバに SeverName/OrganizationName を入力し [OK]
"サーバが応答しません" となったら [OK] > 再び [OK] > [OK]
ウィンドウ右下のロケーション表示が "アイランド" だったら、
これをクリックし "オフィス" に変更する
(Windows7, Lotus Notes R4.6.7)