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ポートの死活確認方法(Windows)

●telnet

   通常 telnetポート(TCPの23番ポート)に接続して利用するが、ポート番号を変えれば、

   TCPの接続確認用ツールとして利用することができる

   C:\>telnet <ホスト名> <ポート番号>

 

   -----接続成功例-----

   C:\>telnet server 80

   接続中: server...

   エスケープ文字は 'CTRL+]' です

   -----接続失敗例-----

   C:\>telnet server 80

   接続中: server...ホストへ接続できませんでした。 ポート番号 80: 接続に失敗しました

   Microsoft Telnet> q (quit)

 

●netsh diag

   etsh.exeは、ネットワーク関連の設定、動作確認のためのコマンド

   ネットワークの接続性の確認には、netsh diag connect というコマンドを利用する

 

C:\>netsh diag connect

使用できるコマンドは次のとおりです:

このコンテキストのコマンド:

connect ieproxy -     Internet Explorer のプロキシへ接続します。

connect iphost -     ユーザー定義の IP ホストに接続します。

connect mail   -     メール サーバへ接続します。outlook

connect news   -     ニュース サーバへ接続します。outlook

指定されたサーバの指定されたTCPポートに対して接続要求を行い、その結果を表示する。データをやりとりするわけではなく、単にTCPの接続が確立すれば、それだけで結果はOKとなる。

 

C:\>netsh diag connect iphost www.microsoft.com 80

 

IPHost (www.microsoft.com)

    IPHost = www.microsoft.com

    Port = 80

    サーバは次のポートで実行中と思われます [80]

 

●portqry

マイクロソフトからはportqry.exe(port query)という、より高機能なツールが提供されている


SQL Server 2008 に ODBC 接続するための設定

1.SQL Serverのリモート接続の許可
2.SQL Serverのネットワーク設定
3.SQL Server Browserの設定
4.Windowsファイアウォールの設定

 

1.SQL Serverのリモート接続の許可(デフォルト=許可)

   1.スタート > すべてのプログラム > Microsoft SQL Server 2008 R2 > 構成ツール > SQL Server Management Studio
   2.オブジェクトエクスプローラー > HostName\SQLEXPRESS を右クリックし、プロパティを開く
   3.ページの選択 > 接続 を開く
   4.右ペインで "このサーバーへのリモート接続を許可する" をチェックして [OK] とする

2.SQL Serverのネットワーク設定

   1.スタート > すべてのプログラム > Microsoft SQL Server 2008 R2 > 構成ツール > SQL Server 構成マネージャー
   2.SQL Server 構成マネージャー(ローカル)> SQL Server ネットワークの構成 > SQLEXPRESSのプロトコル
   3.右ペインのプロトコル名で、"TCP/IP" と "名前付きパイプ" を右クリックし、"有効化" を行う

3.SQL Server Browserの設定

   1.スタート > すべてのプログラム > Microsoft SQL Server 2008 R2 > 構成ツール > SQL Server 構成マネージャー
   2.SQL Server 構成マネージャー(ローカル)> SQL Server のサービス
   3.右ペインのサービスで、"SQL Server Browser" を右クリックし、プロパティを開く
   4.[サービス]タブの開始モードを "自動" に変更
   5.[ログオン]タブの[開始]ボタンをクリックし開始する
   6.右ペインのサービスで、"SQL Server(SQLEXPRESS)" を右クリックし、"再起動" を実施する

   ※ SQL Server Browserとは
     SQL Server は、複数の名前付きインスタンスをサポートし、個別のポート番号を動的に割り当てる。
     各インスタンスは、そのポート番号で待機し、クライアントからの要求に応答する。
     SQL Server Browserは、UDP 1434ポートを使って、個々の名前付きインスタンスのポート番号を通知する。

4.Windowsファイアウォールの設定

   1.スタート > コントロールパネル > Windowsファイアウォール
   2."Windowsファイアウォールを介したプログラムまたは機能を許可する" をクリック
   3.[設定の変更]ボタンをクリック、続けて[別のプログラムの許可]ボタンをクリック
   4.[参照] から以下のプログラムを追加
         C:\Program Files\Microsoft SQL Server\MSSQL10_50.SQLEXPRESS\MSSQL\Binn\sqlservr.exe
   5.許可されたプログラムの一覧に[SQL Server Windows NT]が表示されたことを確認して、[OK]   

   6.[詳細設定]ボタンをクリック
   7.[受信の規則] > [新しい規則]をクリック
   8.「規則の種類」で "ポート" を選択し [次へ]
   9.「プロトコルおよびポート」で "UDP" を選択、特定のローカルポートに "1434" と入力し [次へ]
   10.「操作」で "接続を許可する" を選択し [次へ]
   11.「プロファイル」で全てチェックして [次へ]
   12.「名前」で、任意の名前をつけて [完了]
   13.続けて [新しい規則]をクリック
   14.同様に、"TCP" で "1433" を許可する設定を行い [完了]

(Windows Server2008 R2, SQL Server 2008 R2 Express) 

 


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