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NICの2枚構成(同一セグメント)でNetBIOS名が重複する (IISで複数ドメイン構成時)

NICの2枚実装で、IISにて、
   NIC#1、192.168.10.10 をデフォルトサイト、hostname.ドメイン
   NIC#2、192.168.10.20 を別サイト、altsitename.ドメイン
で構成すると、NetBIOS名が重複するエラーが発生する

   NetBT ID:4319 TCP ネットワーク上で重複する名前が検出されました。
   そのメッセージを送信したコンピュータの IP アドレスは、データ中にあります。
   重複状態にある名前を参照するには、コマンド ウィンドウで NBTSTAT -n コマンドを実行してください。

nbtstat -n で確認すると 2枚のNICとも同じNetBIOS名が表示される

ローカル エリア接続 1: Node IpAddress: [192.168.10.10] Scope Id: []
    hostname       <00>  UNIQUE      Registered
    ドメイン       <00>  GROUP       Registered
    hostname       <20>  UNIQUE      Registered

ローカル エリア接続 2: Node IpAddress: [192.168.10.20] Scope Id: []
    hostname       <00>  UNIQUE      Registered
    ドメイン       <00>  GROUP       Registered
    hostname       <20>  UNIQUE      Registered

NetBUEIプロトコルをバインドしていると発生するらしい -> していないが発生する

WINS参照の設定、lmhosts設定 を実施するも改善なし。。。。。。。。

 

 

ちなみに、

NetBIOS名からIPアドレスを求める方法
   ブロードキャストを使う方法
   LMHOSTSファイルを使う方法
   WINSサーバを使う方法

ブロードキャスト使用時のマスタブラウザを知る方法
   net view でホスト一覧を表示
   nbtstat -a <ホスト名> と一つずつ指定して、
   結果に ..__MSBROWSE__.<00> が表示されるホストがマスターブラウザ

 

一般的に、

NICを2枚構成する目的としては、
   ポートのトランキングによる帯域の拡張(同一セグメント)
   ルーティング(異なるセグメント)

いづれの場合も、ネットワークアダプタの設定にて、
各々のNICに対してデフォルトゲートウェイの設定はできない(どちらか一方のみに設定する)

ルーティングさせる場合は、コマンドで指定する

   route[ -f][ -p][ PRINT| ADD| DELETE| CHANGE[ 宛先IPアドレス]
     [MASK サブネットマスクアドレス[ゲートウェイIPアドレス][METRIC メトリック数][IF インターフェイス名]]

   -f  ルーティングテーブルのすべての経路情報をクリアする 
   -p  ADD(追加)時に指定すると、追加した経路は次回以降のOS起動時にも自動的に追加される
       指定しない場合は今回限りの設定となる
       PRINT(表示)時に指定すると、このオプションで追加した経路のみを表示する
   PRINT  ルーティングテーブルを表示する 
   ADD  経路を追加する 
   DELETE  経路を削除する 
   CHANGE  すでに登録されている経路を変更する 
   MASK  経路が使用するサブネットマスクアドレスを指定する 
   ゲートウェイIPアドレス  経路が使用するゲートウェイIPアドレスを指定する 
   METRIC  経路のメトリック値を1~9999までの範囲で指定する 
   IF  経路が割り当てられるインターフェースを指定する
       インターフェイス名は「route PRINT」で表示される「Interface List」の16進値を指定する
       省略されるとゲートウェイIPアドレスから最適と考えられるインターフェイスを自動選択する 

(Winsows 2003 Server, IIS6.0)


WinHTTP Web Proxy Auto-Discovery のイベントログ 12503,12517 および 7036,7035 について

Webサーバのシステムイベントログに不定期で、以下のようなイベントが繰り返し記録される。

   イベント ソース:WinHttpAutoProxySvc
   イベント ID:12503
   説明: The WinHTTP Web Proxy Auto-Discovery Service has been idle for 15 minutes, it will be shut down.

   イベント ソース:WinHttpAutoProxySvc
   イベント ID:12517
   説明: The WinHTTP Web Proxy Auto-Discovery Service suspended operation.

   イベント ソース:Service Control Manager
   イベント ID:7036
   説明: WinHTTP Web Proxy Auto-Discovery Service サービスは、停止 状態に入りました。

   イベント ソース:Service Control Manager
   イベント ID:7036
   説明: WinHTTP Web Proxy Auto-Discovery Service サービスは、実行中 状態に入りました。

   イベント ソース:Service Control Manager
   イベント ID:7035
   説明: Volume Shadow Copy サービスは、正常に 開始 コントロールを送信しました。

 

これらのサービスは、インターネットオプションの 接続 > LANの設定 で、

   "設定を自動的に検出する"

にチェックが入っているとクライアントからのリクエストによって起動されるようです。

Webサーバ自身の設定についても同様で、 "設定を自動的に検出する" のチェックを外し、
プロキシサーバを明示的に指定しておくのがベター。

また、Webサーバにおいて、 "WinHTTP Web Proxy Auto-Discovery Service" を
"無効" にしておいても、通常は問題ない。 (デフォルトは "手動" で停止の状態)

参考:
   http://oshiete1.watch.impress.co.jp/qa5809919.html
   http://www.monyo.com/technical/windows/06.html
   http://homepage3.nifty.com/sony/sd/contents/pc_serv_faq.htm#専用Webサーバにおいて無効が推奨されるサービス

(Windows2003 Server, IIS6.0)


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