SQL Server Report Service の構成
SQL Server のインストール時に、Reporting Service をインストールしなかった場合、
スタート > Microsoft SQL Server 2008 R2 > 構成ツール > SQL Server インストールセンター
から追加インストールを行う
インストール後、Reporting Services 構成マネージャーで構成する必要がある
スタート > Microsoft SQL Server 2008 R2 > 構成ツール > Reporting Services 構成マネージャー
サーバ、インスタンスの確認後 [接続] > サービスが開始されていなければ「開始」
サービスアカウント
デフォルトで "NETWORK Service" が選択されている
Web サービス URL
仮想ディレクトリは、デフォルトで "ReportServer" なので、このまま「適用」
"URL は正常に予約されました。" と表示されれば成功
データベース
[データベースの変更] > "新しいレポート サーバー データベースを作成する" を選択して [次へ] >
サーバー名のデフォルト表示を確認して、[接続テスト] で接続確認をして [次へ] >
データベース名のデフォルト表示を確認して [次へ] >
認証の種類が "サービス資格情報" であることを確認して [次へ] >
概要を確認して [次へ] ---> データベースが構成される > [完了]
レポート マネージャ URL
仮想ディレクトリは、デフォルトで "Reports" になっているので、このまま [適用]
"URL は正常に予約されました。" と表示されれば成功
暗号化キー
キーをバックアップしておく
参考:
(Windows Server 2008 R2、 SQL Server 2008 R2、 Reporting Service)
SQL Server Reporting Service と ReportBuilder で Report を作成する
SQL Server 2008 R2 の Reporting Service を Setup した後に、Report を作成する手順は、以下のようになる。
レポートマネージャで
ロールを作成
データソースの設定
ReportBuilder で
データセットの作成
Reportの作成
レポートを公開
Internet Explorer で
レポートにアクセス
レポートマネージャでロールを作成する
管理者権限で Internet Explorer を起動し Reportsサーバへアクセスする
(※UAC機能により、"ユーザーXX\XXXX に必要なアクセス許可がありません" となるため)
http://ServerHost/Reports_SQLinstance/ (インスタンスが切ってある場合)
ホーム > プロパティ もしくは サイトの設定 > セキュリティ
[新しいロールの割り当て] 名称 と ロール(権限)を指定し [OK]
ここで作成した ロール を Reports へのアクセス制御に使用する
データソースの設定
レポートに埋め込まれた接続 = Report Builder で作成
共有接続 = レポートマネージャ で作成
レポートマネージャでデータソースの作成
ホーム > コンテンツ > "新しいデータソース"
名前:DSdefinition
"リストビューで非表示にする" をチェック
データ ソースの種類: Microsoft SQL server
接続文字列:
Data Source=ServerHost;Initial Catalog=DBname
接続に使用する認証:
"レポート サーバーに保存され、セキュリティで保護された資格情報" を選択
ユーザ名 と パスワード を設定
[OK]
ReportBuilder でデータソースの作成
ReportBuilder の 新規 > データソース
> 標準
名前:DSdefinition
"レポートに埋め込まれた接続を使用する"
接続の種類の選択: Microsoft SQL server
接続文字列:
Data Source=ServerHost;Initial Catalog=DBname
> 資格情報
"次のユーザ名とパスワードを使用" を選択
ユーザ名 と パスワード を設定
[OK]
※ 接続文字列 と 資格情報 は、[ビルド] ボタンから指定してもよい
ReportBuilder でデータセットの作成
ReportBuilder の 新規 > データセット
名前:DatasetName (接続先のDB名と同じがいいかも)
レポート埋め込みのデータソースを使用する場合
データーソース:作成したデータソースを選択
共有接続のデータソースを使用する場合
データーソース:
新規 > 参照 > データソースの選択
検索対象欄に Reportsサーバ http://ServerHost/Reports/ を指定
一覧から作成したデータソースを選択 > [開く] >
名前 (データソースに付ける名称) を指定して > [OK]
[クエリデザイナ] > ID/PW 入力 >
テーブル/ビュー 一覧から、対象を選択して [テキストとして編集]
SQL文を "!" で実行結果を見ながら完成させる
Where区でパラメータ指定したい場合、以下のように記述する
WHERE Field1 = @P1 and Field2 > @P2 and Field3 like @P3
[OK] > [OK]
ReportBuilder でReportの作成
ReportBuilder の 挿入 > テーブル > テーブルの挿入 として
任意の場所に テーブル を配置する
後は、必要な項目を Drug & Drop で配置していく
ReportBuilder からレポートを保存(公開)する
[保存] > "最近使ったサイトとサーバ" で Reportsサーバ を選択、
名前を付けて [保存] --> Reportsサーバに公開される
[保存] > "マイコンピュータ" で、任意のフォルダに .rdl ファイルを
バックアップとして [保存] しておく
Internet Explorer で公開したレポートにアクセスする
にアクセスして ホーム からレポートを辿るほか、
URL でパラメータ渡しにより、直接、絞込み結果をレポートできる
この場合の注意点として、
日本語の部分は url エンコードの結果で置き換える必要がある
例えば、
http://ServerHost/ReportServer?/FolderName/年間&rc:Parameters=False&p1=<Value>
は以下のようにする
(Windows Server 2008 R2, SQL Server 2008R2, Report Builder 2.0/3.0)
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