Windows7 で C:\ の直下にファイルを保存できない
Windows7 では、C:\ の直下にファイルを保存することは制限されています。
Excel2010などで、C:\ の直下に保存しようとすると、以下のメッセージが出ます。
「この場所に保存するアクセス許可がありません。管理者に連絡してアクセス許可を取得してください。
代わりに「マイドキュメント」フォルダーに保存しますか?」
マイドキュメントに保存するか、C:\work などを作成して、そこへ保存するようにします。
(Windows7, Office2010)
Excel2010の保護されたビューを解除(無効)する
添付ファイルやネット上から取得したExcelファイルを、Excel2010で開くと
「保護されたビュー」というモードで開くことがあります。
「保護されたビュー:このファイルはインターネット上の場所から取得されており、
安全でない可能性があります。
クリックすると詳細が表示されます。<編集を有効にする(E)>」(黄色)
「保護されたビュー:このファイルに問題が見つかりました。
このファイルを編集するとコンピュータに被害を与える恐れがあります。
クリックすると詳細が表示されます。」(赤色)
解除方法1. 保護されたビュー機能をオフにする(Excel単位の設定)
「保護されたビュー」機能がオフになるため今後Excel全文書で解除される。
(この方法では、赤色の警告は無効にならない)
[ファイル] > [オプション] > [セキュリティセンター] をクリック。
[セキュリティセンターの設定] をクリック。
左ペインで [保護されたビュー] をクリックし、3つ全てのチェックを外す。
左ペインで [ファイル制限機能の設定] をクリック。
解除したいファイルの種類を選択し、「開く」「保存」のチェックを外す。
ちなみにチェックされていると、ファイル制限機能で選択した動作になる。
解除方法2. フォルダを信頼できる場所に指定する(フォルダ単位の設定)
信頼できる場所のファイルは「保護されたビュー」や「セキュリティの警告」は
有効にならない。
[ファイル] > [オプション] > [セキュリティセンター] をクリック。
[セキュリティセンターの設定] をクリック。
左ペインで [信頼できる場所] > [新しい場所の追加] をクリック。
解除したいフォルダ(ドライブ全体も可)を指定、
"この場所のサブフォルダ―も信頼する" をチェックする。
解除方法3. 文書を信頼済みドキュメントに登録する(文書単位の設定)
信頼済みドキュメントに登録された文書は「保護されたビュー」は
有効にならない。
「保護されたビュー」メッセージバーの「編集」をクリックする。
または、
[ファイル] > [編集を有効にする] をクリックする。
(Windows7, windows8, Excel2010)
Internet Explorerでハイパーリンクが開かない/"既定のプログラム"の設定方法
WebページのハイパーリンクやOfficeドキュメントのハイパーリンクが
Internet Explorerで(を介して)開かなくなってしまったら、
"既定のプログラム"の設定をすることで復旧できることがある。
Windows7なら、
0. IEを閉じます。
1. [スタート] > [すべてのプログラム] > [既定のプログラム] >
[プログラムのアクセスとコンピュータの既定の設定] > "カスタム" を開く とする。
2. "既定のWebブラウザを選択してください" で
「Internet Explorer」 を選択、
"既定の電子メールプログラムを選択してください" で
「現在の電子メールプログラムを使う」 を選択、
"このプログラムへのアクセスを有効にする" をチェックして [OK] とする。
WindowsXPなら、
0. IEを閉じます。
1. [スタート] > [設定] > [コントロールパネル] > [プログラムの追加と削除] を開きます。
2. 左側アイコンの [プログラムのアクセスと既定の設定] > "カスタム" 欄をクリックします。
3. "既定のWebブラウザを選択してください" で
「Internet Explorer」 を選択。
"既定の電子メールプログラムを選択してください" で
「現在の電子メールプログラムを使う」 を選択。
"このプログラムへのアクセスを有効にする" をチェックして [OK] をクリック。
上記以外のチェックポイント
1.インターネットオプションの一時ファイルの設定
→ を参照。
2.Googleツールバーなどによるポップアップブロックの設定
→ ポップアップブロックされていないか
3.IEの アドインの管理 の設定
→ 状況によって、無効にする/有効にする を検討する
→ 手順:IEのツール > アドインの管理 で表示されるダイアログ内でGoogleツールバーなどを無効にする
4.インターネットオプションの ActiveXコントロール の有効設定
→ 無効になっていないか
(Windows7, WindowsXP, Internet Explorer)
Windowsのネゴシエート認証とは?
Outlook2007 on Windows7 でアカウント設定する際に、選択できる認証方式には以下がある。
ネゴシエート認証
Kerberos パスワード認証
パスワード認証(NTLM)
匿名認証
ツール > アカウント設定 > 電子メール > MicrosoftExchange > 変更 > 詳細設定 >
セキュリティ > ログオンネットワークセキュリティ
ネゴシエート認証(Negotiate認証プロトコル)は、認証と暗号化を行うもので、
クライアントとサーバーで、どの認証プトロコルを使用するかをネゴシエートする。
NTLM は、チャレンジレスポンスメカニズムを使用する認証方式。
Kerberos は、秘密鍵暗号(共通鍵暗号)メカニズムを使用する認証方式。
Outlook2003 on WindowsXP では、どちらかしか選択できない。
(Windows7, WindosXP, Outlook2007, Outlook2003)
データローダーで null を上書きする方法
Salesforceに対して、データローダーでデータ更新を行う場合、
デフォルトのまま Update すると、
null で上書こうとしても、上書き前のデータがそのまま残ってしまいます。
例) "ほにゃらら" を "" で Update すると、"ほにゃらら" のままとなる。
Salesforceの項目値を null で上書きたい場合、
データローダーの [Settings] メニューを開いて、"Insert null values" を
チェックしたうえで Update します。
これで、null での上書きが可能となります。
(Salesforce, Dataloader)
Windowsの資格情報の確認(保存されているパスワードの確認)
Windows7/8
コントロールパネル > 資格情報マネージャ >
WindowsXP
コントロールパネル > ユーザアカウント > 詳細設定 > パスワードの管理
(WindowsXP/7/8)
Windows 文字列選択で、改行を自動選択されないようにする
文字列の選択時に、改行コードまで自動選択されてしまい不都合がある場合、
以下の設定によって、改行コードが選択されないようになる。
[ツール] > [オプション] > [スペルチェック] > [スペルチェックとオートコレクト] > [詳細設定] で、
"段落の選択範囲を自動的に調整する" のチェックを外す。
(Windows7, Outlook2007)
マクロ プロジェクトにデジタル署名を追加する
Outlookのマクロのセキュリティ設定を "高" にして、かつ、マクロを実行させるために、
マクロ プロジェクトにデジタル署名を追加する。
デジタル署名されたマクロ プロジェクトをユーザに配布する。
◆デジタル証明書の作成
[スタート] > [プログラム] > [Microsoft Office] > [Microsoft Office ツール] >
[VBAプロジェクトのデジタル証明書] で "デジタル証明書の作成" 画面が開いたら、
"証明書の名前" に任意の名称を入力し [OK] をクリックする。
これで個人用のデジタル証明書が作成される。
[スタート] > [ファイル名を指定して実行] として、"certmgr.msc" を実行すると、
"証明書" 画面が表示されるので、
[個人] > [証明書] フォルダを参照すると、作成したデジタル証明書が確認できる。
(有効な証明書にする=デジタル署名できるようにするため、以下の操作を行う)
作成したデジタル証明書を選択し、
右クリック > ポップアップメニューから [開く] とする。
[詳細] タブに切り替え、[ファイルにコピー] とする。
"証明書のエクスポートウィザード" 画面が開くので、[次へ] >
"いいえ、秘密キーをエクスポートしません" として、[次へ] >
"DER encoded binary X509 (CER)" が選択された状態のまま [次へ] >
ファイル名を指定して [次へ] > [完了] とする。
"正しくクスポートされました" と表示される。
[信頼されたルート証明機関] フォルダを選択する。
[操作] > [すべてのタスク] > [インポート] とする。
"証明書のインポートウィザード" が開くので [次へ] >
先ほど保存したファイルを選択して [次へ] >
"証明書をすべて次のストアへ配置する" を選択して [次へ] > [完了] とする。
以下の警告が表示されたら、[はい] とする。
"セキュリティ警告"
"発行者が次であると主張する証明機関(CA)から証明書をインストールしようとしています"
"正しくインポートされました" と表示される。
(Copy&Pasteでは、デジタル証明書に秘密キーが付いたままコピーされてしまう)
◆マクロ プロジェクトにデジタル署名を追加する
署名するマクロ プロジェクトが含まれたOutlookファイルを開く。
[ツール] > [マクロ] > [Visual Basic Editor] とする。
"Visual Basic のプロジェクト" で、署名するプロジェクトを選択する。
[ツール] > [デジタル署名] とする。
[選択] をクリックして、証明書を選択し、[OK] > [OK] とする。
これにより、マクロ プロジェクトにデジタル署名がされました。
◆デジタル署名されたマクロ プロジェクトをユーザに配布する
マクロ プロジェクトは、ハードディスクの以下のフォルダに xxxxx.OTM という名前で格納されている。
C:\Windows\Application Data\Microsoft\Outlook
この xxxxx.OTM ファイルをユーザに配布して、上記フォルダに保存してもらう。
注意:ユーザが作成済みのマクロ プロジェクトがある場合、上書きで消されてしまうので、
事前にExportしておき、後からImportしなおす必要がある。
(WindowsXP SP3 + Outlook2007)
関連情報:
Microsoft Windows 標準のローカルCA機能(暗号化サービスプロバイダ,CPS)
(Windowsの暗号化ファイルシステム(EFS)の基盤技術である)が使用している
格納場所は以下。
秘密キー
\Documents and Settings\USERNAME\Application Data\Microsoft\Crypto\RSA\
個人証明書(ユーザの公開キーの証明書)
\Documents and Settings\USERNAME\Application Data\Microsoft\SystemCertificates\My\Certificates\
参考サイト:
マクロ プロジェクトにデジタル署名を追加する
証明書と秘密キーをインポートまたはエクスポートする
Outlook VBA プロジェクトの管理と配布