SSブログ

Windows2003 httpサーバ がイベントID 7036 で応答しなくなる

Windows2003 httpサーバを P2V で仮想化した後、しばしば、システムが応答しなくなることがある。
メモリ不足によるヒープ領域メモリの破損が原因と思われる。
対策として PAE(Physical Address Extension - 物理アドレス拡張)を無効にする KB が提供されている。

1.boot.ini に /NOPAE を指定する
2.以下のレジストリキーの値を 0 にする
  HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager\Memory Management\PhysicalAddressExtension

 

詳細:

イベントログに、以下のイベントが記録された後、応答がなくなる。

     ----------
     イベント ソース:    Service Control Manager
     イベント ID:        7036
     説明: WinHTTP Web Proxy Auto-Discovery Service サービスは、停止 状態に入りました。
     ----------

これに関し、以下の KB が公開されている。

    Windows Server 2003 ベースのコンピュータで Svchost.exe プロセスが予期せず終了することがある
    http://support.microsoft.com/kb/910666/ja

当該のWindows2003 httpサーバでは、

    boot.ini では /PAE sw は指定されていない
    レジストリキー PhysicalAddressExtension は 1(/PAE 有効)だった

    SP1 は適用済み、修正モジュール http://support.microsoft.com/kb/895575 は SP1 に含まれている

上記 KB では、必要に応じて以下の修正モジュールの適用にも触れている

    http://support.microsoft.com/kb/829994
    http://support.microsoft.com/kb/835438
    http://support.microsoft.com/kb/837018

参考として以下の情報もある

    http://kb.vmware.com/selfservice/microsites/search.do?language=en_US&cmd=displayKC&externalId=2020
    http://support.microsoft.com/?kbid=283037

(Windows Server2003 SP1、VMware ESXi 5.0.1)

 


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。